・みんなちがう、それに気づけば少し楽になる。自分は違う、それは素敵なことかもしれない。違いに気がつく、違うことはわるいことじゃない。ひとりひとり違う。それこそが宝。「一人一人の個性を尊重できる世の中になってほしい」そんな思いで作ったカルタです。

・おそらく地球上のどんな人にでも発達上の特性（かたより）があります。例えば「名前を覚えるのが得意」「場の空気を読むのが苦手」「曖昧な表現を理解するのが苦手」などです。得意な方にかたよったり、苦手な方にかたよったり、度合いの差はあれど、みんながそれぞれの（かたより）をもって生きています。その(かたより)をたくさん集めたカルタです。

・「友達と自分のちがいに気づく」「友達と自分の同じところにも気づく」しかも、楽しく遊びながら気づくことができます。

・通常のクラス、通教、特別支援学級での学級経営でご使用いただいております。ご家庭で、家族や友人などとも楽しく遊べます。大人も子供も関係なく盛り上がります。


【かたよりカルタのあそびかた】
●ステップ1
一般的なカルタの遊び方でカルタをする。

●ステップ2 （自分を知る・相手を知る）
自分にあてはまる内容のかたよりカルタだけをとる。

例えば：
「（な） 名前が覚えられません」だとすると、人の名前を覚えるのが苦手だな。と感じてる人だけがそのカルタをとることができます。
「（ま） 負けず嫌いです！」の友達にそっと「あなただよ！」と教えてあげるのもいいですね！

通常のカルタ同様に、絵札を多くとれた方が勝ちとする。かたよりが多い方が勝ち！！というわけです

●ステップ3 （自分や相手を深く知る）
自分だけのオリジナルカルタを作ろう！

まず、自分の得意な事・苦手な事をカルタにする。
家族・クラス・グループで自分の作ったカードを持ち寄り、ステップ1．2の順ででカルタをする。

※グループが少ない時などは1人5枚ずつ。クラスなどで行う時は1人1枚くらい作ります。
※学校の授業などで行う場合は、1日目にステップ1と2を、2日目でステップ３を行うことでよりクラスの人間関係を深めることができます。

カルタが終わった後、【自分の感情に何が芽生えてきたか】そこを大事に育ててください。